裸忍者の旅日記

通勤用に買い求めたバイクに魅せられて半年。よたよたしながらものんびり気ままに走っています。

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2011年北海道初体験の旅7 シラウトロ湖 襟裳岬 苫小牧東港

(7日目 晴れ時々雨 風強し)

朝のシラルトロ湖
(朝のシラルトロ湖)

 今日は最終日。天気予報では荒れ模様だったのですが、釧路地方の朝はすがすがしい朝でした。それでも昨夜は放射冷却で気温が氷点下まで下がったらしく、山間部では初雪が観測されたそうです。宿の中は快適ですが、一歩外に出ると10月はじめとは思えない冷え込みです。
 昨日は到着が日没後だったので殆ど何も見えませんでしたが、朝になってみると宿の窓からシラルトロ湖の美しい姿が一望できました。釧路湿原に立ち込める朝もやが雰囲気を演出してくれています。

朝の来訪者
(来訪者)

 宿の朝食をいただいていると、窓の外に来訪者が。北海道の生き物にとってこの程度の寒さは活動になんの支障もないのでしょう。
 今日はフェリーに乗るために苫小牧東港まで移動する予定なのですが、その前に釧路湿原をもう一度見ておこうと思います。宿の人から細岡展望台ならケガをした足でも行けるということなので、まずはそこに行くことにしました。

釧路湿原東側
(細岡展望台からの釧路湿原)

 細岡展望台は木の枠を組んだだけのとても小さな展望台でした。昨日の釧路湿原展望台は西側から釧路湿原を眺める形になるのですが、ここは対岸の東側から眺める格好になります。目の前に蛇行する川が流れていたり、遠くには阿寒岳などを望むことが出来たりと、釧路湿原展望台よりずっと景色がいいです。加えてここは無料ですし人も殆どこないみたいですし。おそらく釧路湿原の夕日を見るには絶好のポイントでしょう。ここを知っていれば昨日は絶好の夕日が撮影できたのにと思うと、少々残念でなりません。写真撮影には事前の取材が重要なことを痛感させられました。
 釧路湿原はこれで終わりで、これから苫小牧東港に向かいます。ルートとしては帯広を抜ける内陸ルートが一般的で時間的にも速いのですが、天気も良さそうなので海岸沿いを進んで襟裳岬によってみることにしました。
 ところが帯広に向かう国道38号線から離れた途端、雲行きが怪しくなってきました。雨に加え風も激しくなってきてしまい、十勝港のあたりで海岸線沿いを走るころにはかなり荒れ模様になっていました。
 ここであきらめて素直に苫小牧に向かっておけばよかったのですが、なかなか訪れることが難しい襟裳岬行くことをあきらめきれず、風の中ひたすら岬を目指してしまいました。岬に到着する直前にはすさまじい横風が吹いていて、バイクで走るのも難しいぐらいの状況になっていました。

襟裳岬
(襟裳岬)

 襟裳岬にある風の館前の駐車場では、建物の影にVersysを置いてレストランで一服することにしました。一応岬の先端までは行っておかないとと思い、長い階段をよちよちと歩いて行きました。

襟裳岬突端
(襟裳岬突端)

 雨はだいぶましにはなっていたのですが、やはり風がすさまじく、風の館の風速計ではこの日の最大風速は15メートルとなっていました。

アザラシではなく海鵜?
(アザラシではなく海鵜?)

 襟裳岬はアザラシの生息地としても有名らしいのですが、アザラシがいると教えられたところには海鵜しかいないように見えました。
 そんなこんなで、襟裳岬を切り上げて苫小牧に向かう時間になったのですが、なかなか風が収まりそうにありません。問題となるのは襟裳岬の駐車場から襟裳の町までのわずかな距離なのですが、何せ最大瞬間風速15メートルの中。いきなりの突風に襲われた場合、けがをした足では踏ん張れる自信がありません。駐車場の入口で風が少しおさまるのを待って、一か八かで出発します。ハザードをつけながらゆっくりと数百メートルほど進むと、少し風がましなところにたどり着くことができました。
 ここから先はもう安心かというとそうでもなく、道が海岸線沿いを走るためか、堤防を越えた波が道路上まで届いています。私自身も何度か波を直接かぶることにはなりましたが、何とか事故にならずに走り抜けることができました。
 苫小牧東港に着く前に、鵡川の「むかわ道の駅四季の館」で一服することにしました。ここには共同浴場もあるので冷えた体を温めることができました。
 
鵡川のシシャモ
(鵡川のシシャモ)

 道の駅のレストランを除くと、ちょうどシシャモの解禁日の直後だったみたいで、せっかくなので頂くことにしました。この時期の北海道は、気候的には寒さが増してきますが、多くの旬のものがいただけるので、楽しみが多いのかもしれません。
 鵡川から苫小牧東港まではのんびり走っても30分もかからないほどの距離です。もう何もないだろうと思って油断していると、途中暗闇から蝦夷鹿だ飛び出してきて目の前を横断していきました。たまたま風呂上がりで体が冷えるの避けるためゆっくりと走っていたので大事には至りませんでしたが、調子に乗ってスピードを出していたら
危なかったかもしれません。北海道は最後まで油断ならないと思い知らされました。

帰りの船
(帰りの船)

 色々ありましたが、どうにか無事に苫小牧東港に到着しました。後半は怪我もあり、天候にも恵まれませんでしたが、概ね楽しいツーリングができたと思います。おそらく北海道は、何度も来て現地の状況を知った上でさらに楽しみが広がるような気がしました。次は夏の時期に宗谷岬を目指してみたいと思います。できれば風が穏やかな日に。
(北海道ツーリング終了)

(2011-12-31)
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2011年北海道初体験の旅6 納沙布岬・釧路湿原

(6日目 晴れ時々雨)

納沙布岬とVersys
(納沙布岬とVersys)

 昨夜からの雨は一段落して今日は晴れが戻ってきました。ただ一昨日までと異なり朝はかなり冷え込んでいます。今日は釧路近郊のシラウトロ湖まで行けばいいだけなので距離的にはかなり余裕があります。足も依然として腫れ上がったままですし、無理をしないことにします。
 午前中は納沙布岬まで行ってくることにしました。根室市街地から納沙布岬までの行程はかなり開けた地形で、海からの横風でかなりあおられてしまいました。その分雲が流れるのか、青空が良く見えます。当然岬の突端もかなり風が強く、その成果ほとんど観光客らしい人はいません。一昨日までは、バイクを降りるたびにジャケットを脱いでいたのですが、今日はジャケットを手放すことができません。

納沙布岬と北方領土
(北方領土と納沙布岬)
 
 納沙布岬、というか道東と切っても切れないものが北方領土でしょう。上の画面左が水晶島になるはずです。ここまで近いものとはここに来るまで実感できませんでした。確かにここまで近いと領有権云々を抜きしにしても色々と軋轢が生じそうです。平和的な解決を望みます。

平和の塔
(平和の塔)

 平和といえば、納沙布岬でとても気になる「平和の塔」。お土産屋のご主人に聞いてみると、「あそこに入るぐらいならここで何か買っていった方が数倍ましだ。」とのことです。なんでも、エレベータを完全に停めてしまうと壊れるので、それを管理するためだけに営業を行っているらしいです。ようは完全にやる気なし。こんな明らかな「見えている地雷」を踏まないわけにはいきません。というわけで、平和の塔へ向かいます。
 入場料は900円と結構いい値です。で、展望台からの眺めはというと、岬突端からの眺めとさほど変わりがないような。もともと見晴らしの良い岬なので、そこに展望台の塔を造るというのがコンセプトミスだったのかもしれません。

ミステリアスランド入口
(ミステリアスランド入口)

 それよりも平和の塔2階にあったミステリアスランドというのが気になります。入口の看板は自然光だけの環境で控えめ趣です。さらに気になるのが手づくり感たっぷりのクオリティ。中学生のころの文化祭を思い出します。

平和の塔展示物1
(平和の塔展示物1)

 北方領土を旅する、みたいなコンセプトだったと思うのですが、なんか恐竜やらへんなアンコウやらお出迎えしてくれます。雰囲気はかなりオドロオドロしく、しかも一部朽ちているのがさらに雰囲気を盛り上げます。ちなみに上のアンコウは近付くと飛び出してきてくれます。


平和の塔展示物2
(平和の塔展示物2)

 最後は、今までの雰囲気とはうって変わって癒し系の熊の夫婦で締めくくられています。かなり汚れているのはご愛敬といったところでしょうか。全体を通してストーリーらしきものがあったのでしょうが、正直なところ全く理解できませんでした。私的には期待通りだったので何の不満もないのですが、心の準備もなしに入ってしまったら、悲しい気持ちになるかもしれません。
 平和の塔を満喫した後は、根室を越えて釧路に向かうことにしました。その前に根室で消毒薬や絆創膏など治療薬を補充することにします。
 そんなことをやっている間に12時を過ぎてしまいました。根室の市街地で昼食でもよかったのですが、せっかくなのでサンマでわく花咲港で採れたてのサンマをいただけないものかと思い、花咲港に向かいました。

花咲港
(花咲港)

 お昼過ぎだったせいか、花咲港は道内からトラックをかき集めなければならないほど大騒ぎといった様子はみじんもなく、静かなたたずまいでした。確かに漁船はたくさん入港していましたが。結局食事が取れそうなところは見当たらず、根室に戻るのも癪なので、海岸沿いに、西に向かうことにしました。
 道道142号線を西に向かいました。天気はそこそこ良く、対向車もほとんどないので気持ちよく流すことができました。
 小一時間ほど走ったところで霧多布岬に到着しました。岬の付け根にそこそこの集落があったので食事がとれそうなところを探し、滑り込みます。

さんま丼
(サンマ丼)

 昼は、念願のサンマ丼。生のサンマなんて関西ではほとんど食べれないのでこの上ないごちそうです。根室の人の話では、サンマの刺身は一味唐辛子で食べるのが一般的だそうで、地元の風習にならって私も一味唐辛子でいただきました。寒くなる時期に北海道に来たかいがありました。
 昼食を終えるて外に出ると、いきなり雲行きが怪しくなってきました。今にも雨が降り出しそうです。道道123号線を使って海岸線をのんびりと釧路に向かうつもりだったのですが、予定を変更して国道44号線に出て、なるべく早く釧路に行くことにしました。
 途中、霧多布湿原を貫く道道808号線(MGロード)に差し掛かった時には、かなり本降りになってきました。せっかくの霧多布湿原も楽しむ余裕もなく急いで駆け抜けなければなりませんでした。
 国道44号線に出ると、雨足は少しおさまってきましたが、海岸部の道道に比べると大型車を含め交通量がかなり多い状態でした。もちろん大阪周辺の主要国道の渋滞に比べればかわいいものですが、所々スピード取り締まりもやっているようで慎重に走らざるを得ません。
 結局降ったりやんだりの中を走り続け、4時頃に釧路湿原展望台に到着しました。

釧路横断道路
(釧路横断道路)

 釧路湿原に関しては、シーズンオフなうえにトレッキングツアーで内部を楽しんだりしないと良くわからに場所なので、本当に来ただけの訪問になってしまいました。
 今日の宿はシラウトロ湖周辺で頼んでいるので、日が暮れる前に急いで向かうことにしました。

釧路湿原の夕暮れ
(釧路湿原の夕暮れ)

 国道398号線を北上している間に徐々に日が暮れてきたのですが、釧路湿原に沈む夕日がなかなか素晴らしことに気が付きました。もっとも絶好のポイントもわからず、雨の中交通量もかなりあるので下手なところで止まるのも危険なので、ベストタイムは逃してしまいました。

夕闇せまる塘路湖
(夕闇せまる塘路湖)

 何とか塘路湖の湖畔で一枚撮りました。カメラを閉まっている間に完全に日が暮れてしまい、暗闇の中をシラウトロ湖へ。シラウトロ湖はカヌーやトレッキングを楽しめる場所なのでバイクで訪れるのは少々もったいないのかもしれません。しかも、今は左足を負傷したままですし。
 明日は、苫小牧まで行くので今回の行程で最も長い距離を走ることになりそうです。最も普通に走っても400キロもないので本来なら大した距離ではないのですが、天気がかなり悪くなりそうな上に、この足を抱えたままなので不安がないと言えばうそになります。今まで無事に来たので、何とかなるとは思いますが。

(2011-12-15)
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2011年北海道初体験の旅5 知床岬・野付半島

(5日目 曇りのち雨)

野付半島のVersys
(野付半島のVersys)

 昨日の転倒で、左ひざがかなり腫れ上がっていたのですが、朝見ると少しましになっていました。もし晴れが引かないようだったらさすがにあきらめなければとも思っていたのですが、ウトロからのロードサービスはさすがに気が遠くなります。幸い今日の午前中は船に乗っているだけなので、それからでもいいかとこのままツーリングを続行することにしました。
 夕陽台から麓の観光船集合場所までは問題なく移動できました。乗ってしまえば何ということはないのですが、降りるときが一苦労です。

知床半島の曇り空
(知床半島の曇り空)

 昨日までと違って今日は空模様があまり良くありません。予報では朝から雨だったのでまだ降り出していない分ましとは言えます。太陽が出てないので観光船のオープンデッキはかなり寒く長時間は無理でした。今までの気候が良すぎたので、9月末の北海道はかなり涼しいのが本当の姿なのでしょう。
 知床半島の海岸はほとんどが断崖になっていて、そこから流れ落ちる滝が見どころになっています。主要なものとしては、

フレペの滝
(フレペの滝)

 フレペの滝。
 
男の滝
(男の滝)

 フレペの滝とついになっている男の滝。

カムイワッカの滝
(カムイワッカの滝)

 カムイワッカの滝。この滝は温泉になっているらしく、知床五湖から陸路でもアクセスできるそうです。

硫黄滝
(硫黄滝)

 硫黄滝。滝つぼ付近には、硫黄を採取していたころの遺構が残っているそうです。

カシュニの滝
(カシュニの滝)

 カシュニの滝。直接海に注いでいるのが特長だそうで。

岩場のヒグマ
(岩場のヒグマ)

 岩場にヒグマの親子がいるのを発見しました。実は今回、大型の観光船ではなく中型のボートを利用したのですが、この中型ボートは海岸部まで接近するのでヒグマの発見率が高いそうです。

知床半島の海鳥
(岩場の海鳥)

 ちなみに知床岬までの往復料金は、大型観光船で6000円、中型ボートで8000円です。いずれにせよ結構なお値段なので、思案のしどころではありますが。
 
知床岬
(知床岬)

 1時間半ほどで知床岬の先端に到着。絶景というわけではありませんが、「ここまで来たんだ!」という気持ちこそ大切なのでしょう。
 1時過ぎにウトロに帰ってきました。今日は根室まで行く予定なので、すぐにバイクに跨り南に向けて出発することにしました。左足は依然としてはれぼったく疼いていますが、跨ってしまえば何とかなりそうです。
 知床横断道路を昨日とは逆方向にはしることになったのですが、雲が垂れこめていて羅臼岳は全く見ることができませんでした。羅臼方面に降りてきても日差しがほとんどなく身を切るような風が体にこたえます。
 根室に向かう前に野付半島によることにしました。

野付半島ネイチャーセンター
(野付半島ネイチャーセンター)

 3時ごろに野付半島のネイチャーセンターに到着しました。1時間以上走ってきたので、左足は完全に固まっていて、バイクから降りるのも一苦労です。
 本来ならトドワラにまで歩いたりするのがいいのでしょうが、さすがにこの足では無理そうです。国後島もうっすらと見える程度で、視界が良好とはいえません。

ナラワラ
(ナラワラ)

 トドワラは諦めることにして、ネイチャーセンターに来る途中にあった、ナラワラの林を見学することにしました。
 ちょうどナラワラの林にまで戻ってくると少し、太陽が顔を出してくれました。

ナラワラの鳥
(ナラワラの鳥)

 このまま、天気が続いてくれればよかったのですが、野付半島を離れると、また雲行きが怪しくなってきました。別海町をぬけて根室市に入るころには雨が強くなり、視界もかなり悪くなってきました。加えて根室が近付くと、大型トラックが増えてきました。聞けば、今はサンマ漁の時期なのですが、震災の影響で東北の港が使えず、ほとんどの水揚げが根室の花咲港に集中してしまって、結果サンマを運ぶトラックが根室に大量にやってくるという事態になったそうです。鮮度勝負のサンマのためか、大型トラックが無茶苦茶飛ばしてきます。雨でほとんど視界がない上に、路面状態も悪く、加えて左足を負傷したままで踏ん張りが利かない状態のところに、大型トラックがバンバン追い越しをかけてきます。正直生きた心地がしませんでした。
 根室へは6時過ぎに何とか無事に到着することができました。今日一日走ってみて、最後は怖かったですが何とかこの怪我でも旅は続けられそうなことがわかりました。明日は、根室から釧路までと今回の行程で一番距離が短いのでたぶん大丈夫でしょう。天気も少し回復するようですし、まだロードサービスの世話にならなくても済みそうです。

(2011-12-11)

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